世界レスリング連合(UWW)のレベル2コーチ育成コースが2019年10月14日~18日の期間、ニュージーランドにて開催されSports Design Labの藪井秀一郎理事がコーチ・エジュケーターを担当。藪井理事は、2014年にコーチ育成プロジェクトがスタートした際の初期メンバーであり、コーチコースを担当できる「コーチ・エジュケーター」の資格を第一期生として認定を受けて以来、アジアとオセアニアを中心にコーチの育成活動を展開しています。
UWWコーチコースは World Academy of Sports と、コーチ育成プログラムの先駆者でもあるラグビーの国際組織(World Rugby)とUWWが共同開発したものです。UWWコーチコースの大きな特徴として「参加者(コーチ)中心型」の講習会であることが挙げられます。コーチ・エジュケーターの役割は、知識を授けるのはなく、コーチたちの能力を引き出し、コーチたちが自分で考え、お互いから学びあう環境を創ることです。今回のコースでは主に各トレーニングサイクルでの練習メニューの組み方、クラブチームの経営、レスリングを通じてのライフスキルの教え方、減量方法や怪我の対策などの内容をグループワークにて展開。情報やスキルのアウトプットの方法を重視し、プレゼン、ゲーム、シュミレーション、スキット、ポスター作り等、様々なアウトプット方法で学習効果を促すよう5日間のコースが展開されました。
Sports Design Labでは、藪井理事の国際競技団体におけるコーチ育成活動にて得られたネットワークやリソースを活用して、コーチ向けのプログラムを展開していきます。